お口の中をキレイに保っている患者さんでした。しかし、下の奥歯がなく、部分入れ歯を使用していましたが、どうしてもなじめないと悩んでいらっしゃいました。欠損の前の歯も大きな支柱が入り、歯が薄くなっていました。そこばかりで噛むので、負担が大きく、このままでは近い将来、歯が割れてしまうかもしれないと説明しました。もともとインプラントについてご自分で情報を持っていらしたので、説明と同意もスムーズにいきました。入れ歯とは全く違い、違和感なく、取り外しも不要で食事ができることを喜んでいただきました。歯が3本なくなったとき、インプラントにするか、部分入れ歯にするか、でその後20年間の歯に対するストレス、治療回数、残る歯の数は全く違ってくると考えます。
重度の歯周病のため、奥歯はなく、前歯もグラグラで食べにくい、しゃべりにくい状態でした。しかし、取り外し式の入れ歯は絶対イヤというポリシーをお持ちでした。費用が多少かかっても取り外しでないインプラント治療をしたいという希望で当院にいらっしゃいました。まず、歯周病の治療をしながら、仮の入れ歯を作り、治療中も食べることに不自由しないようにしました。歯周病のため顎の骨が萎縮してしまっていて、非常に薄く、骨を作る処置をしなければ、インプラントを埋入できない状態でした。骨の量が本当に少ないところは、骨を作った後、CT検査で骨の厚みを確認して行いました。数々の骨造成処置も患者さんのおおらかなキャラクターのおかげでスムーズに進みました。トータル3年近くかかってしまいましたが、インプラント治療技術は日進月歩です。日々、新しい技術、器機を取り入れているので、今ならもっと短い期間で治療ができるでしょう。
前歯の凸凹した歯並びと左の前歯2本の変色を気にされていました。全体的に検査をしてみると、前歯だけではなく奥歯の歯並びにも問題があることがわかりました。本来なら、全体的な歯並びを治した方が良いのですが、全顎矯正となるとこの場合、歯を4本抜く必要があり、また、時間、費用ともに多くを必要とします。「まず、気になる前歯だけきれいに並べましょう」ということで治療を始めました。前歯がきれいに並ぶととても満足されました。そこで今回は前歯だけきれいに治すことになりました。前歯は2本神経の死んでいる歯があり、茶色に変色していました。ファイバーの支柱とセラミック冠を被せる治療を行いました。これにより折れにくく、周りの歯に調和した美しい歯になりました。最近は自信を持ったステキな笑顔をふりまいていらっしゃいます。
歯ぐきからの出血が気になるということで来院されました。他にも歯がしみる部分が所々見られました。歯は全部残っていましたが、ほとんどの歯が歯周病に罹患していました。また、被せてある冠と歯の間に隙間ができている歯がたくさんありました。「時間がかかるが、よくなりますよ。」という説明の後、歯周病基本治療を行いました。内容は「歯みがき指導」「歯ぐきの中の歯石採り」「合っていない冠の除去と仮歯作り」です。この中で最も重要なのは「歯みがき指導」です。歯の汚れがしっかり取れるようになれば、歯周病も治り易くなり、再発も少なくなります。ソニッケア(音波ブラシ)を購入され、磨き残しチェックでも毎回20%を切るようになりました。2年間の治療は長く大変でしたが、これから先、2、30年の歯に対するストレスを軽減する大きなきっかけになったと信じています。
右上の前から2番目の歯を10年以上前に失い、ハリボテのプラスチックを張り、しのいでいたそうです。しかし、当然壊れて、外れることが多く、治療したいということで来院されました。治療選択にはインプラントやブリッジ、ブリッジも色々な種類があるので、その特徴や祖素材、費用などを詳しく説明しました。そして、以前から気になっていた前歯の審美障害もこの機会に一緒に治療することになりました。病気ではなく、審美的な治療になるので、できるだけキレイに、できるだけ歯を削らないでできる治療を考えました。ブリッジは歯の裏面だけを削る「接着性ブリッジ」。前歯は歯の表面一層だけを削り、付け爪のような薄いセラミックを貼り付ける「ラミネートベニア」を選択しました。トータルコーディネイトにより色も形も統制がとれた美しい仕上がりになりました。口元が明るくなりました。
前歯の詰め物が頻繁にはずれることでお困りの患者さんでした。前歯の咬み合わせが甘く、安定しないため、歯にとって有害な側方力がかかる状態でした。何回も治療をした形跡があり、パーチワーク状に白いプラスチックが埋められていました。また、全体的に中等度〜重度の歯周病にも罹患していました。歯周基本治療を行った後、咬合を安定させるため、仮歯でいい咬みあわせを見つけ、その後、前歯の審美治療を行う、といった治療計画を立てました。歯周病治療や仮歯の状態は大変ですが、辛抱強く遠方から通っていただきました。歯みがきも非常に熱心に取り組んでいただき、暫くするとピカピカの歯ぐきになりました。初めは前歯2本だけの予定でしたが、どうせなら見える6本きれいにしたいということで、6本セラミックで、形、色を整えることができました。健康美な笑顔を得ることができました。
症例10 H.K.さん 37歳 女性
「左下の奥歯が2本なく、部分入れ歯を入れていたが、最近は使っていない。どうにかならないか。」という希望でみえた患者さんでした。若くて、噛む力も強そうだったので、インプラント治療を適応することにしました。むし歯の修復を行った歯が多く、また、新規でむし歯になっている歯がたくさんありました。歯ぐきの下までむし歯になっている歯や根っこの先に膿がたまっている歯もあり、慎重な経過観察が必要なため、治療期間が長くかかりました。しかし、週1回のペースをまじめに守っていただいたので、妥協しない、とてもいい治療ができました。審美的にもセラミックを使ったセラミックインレー、オールセラミッククラウンで修復を行い、きれいに仕上がりました。山口県に転勤になりましたが、3か月に1回定期検診にみえています。とてもありがたい話です。
歯がしみるところが何箇所かあるということでいらした患者さんです。見た感じは非常にきれいにされており、悪いところがなさそうでした。しかし、歯周病の検査をしてみると中等度〜重度の歯周病が認められました。治療説明の後、歯周基本治療を行いました。歯周病がよくなるにつれて、しみることもなくなり、安定した状態となりました。そして、歯ぐきの際に黒ずみが目立ってきた前歯を治療することになりました。今まで入っていた冠は金属を使用したメタルボンドクラウンでした。より審美的な治療が今ではできますので、提案させていただきました。今回は金属を使用しない、より透明感の高いオールセラミッククラウンで修復しました。素敵な笑顔でお仕事頑張ってくださいね。
■ 医院名 医療法人社団 朝菊会 昭和歯科医院 ■ 現住所 福岡市西区大字徳永大町913-1 ■ 診療科目 歯科一般・口腔外科・矯正歯科・小児歯科 インプラント・予防歯科・ホワイトニング ■ 診療時間