親知らずの自家歯牙移植

 

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昭和歯科医院

福岡県福岡市
  西区徳永913-1
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親知らずの移植

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<起死回生の欠損治療>

自家歯牙移植とは自分の歯を歯がないところ

(なくなるところ)に移し変える処置です。

その場合、移植する歯(ドナー歯)は

機能していない歯を利用するのがほとんどです。

よって、機能していない親知らずか矯正治療で抜歯となる歯を使うことになります。

歯がなくなり、欠損治療が必要となったとき、ちょうど良いドナー歯があれば、

自家歯牙移植を行うことで、歯が復活します。

まさに起死回生の欠損治療と言えるでしょう。

 

<自家歯牙移植の適応症>

自家歯牙移植を行うにはいくつかの条件を満たす必要があります。

基本的にまず、機能していないドナーとなる歯が存在することが必須です。

そして、ドナー歯と移植床の大きさがある程度一致する必要があります。

例えば、親知らずをドナー歯とする場合、移植する場所も奥歯になります。

移植床には十分なスペースと骨がないと、移植は困難になります。

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また、ドナー歯が歯根膜を損傷しないで抜ける環境になければなりません。

分割しないと抜けないような歯はドナー歯として適しません。

実際、適応症かどうかは詳しい診査診断が必要です。

<自家歯牙移植治療の流れ>

親知らずにおける自家歯牙移植の流れを説明します。

1. 診査診断

 全顎的な診査診断を行います。

 視診、レントゲン、歯周組織検査、

 計測用模型、ときにはCTを撮ります。

 予後不良の歯が本当に保存不能か、

 自家歯牙移植の適応であるか、

 代わりの治療があるか、などを診断し、

 カウンセリングします。

 自家歯牙移植を行うことになれば、2以降に進みます。

 

2. 自家歯牙移植

 第1の関門はドナー歯を歯根膜の損傷なく、抜歯することです。

 抜歯しにくそうな歯は事前に矯正力をかけて、脱臼しやすくします。

 抜歯がうまくいかない場合、移植は中止です。

 違う欠損治療に変更するか、予後不良歯をできるだけ治療するか、

 治療計画を変更しなければなりません。

 

 ドナー歯がキレイに抜けたら、次は予後不良歯の抜歯です。

 予後不良歯は分割してもいいので、周囲骨が壊れないように配慮します。

 予後不良歯の抜歯窩にドナー歯が入るように骨形成を行います。

 このときCTの情報があると、安全に確実に所定の位置まで掘ることができます。

<自家歯牙移植治療の流れ(続き)>

 ドナー歯が移植床(抜歯窩)に適切に入るか試適します。

 入らなければ、移植床を広げたり、深くしたりして調整します。

 適正な位置に入ったら、縫合糸とボンドにて固定します。

 移植した歯が噛み合わせないことを確認したら終了です。

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 1週間後に抜糸します。

 このころには痛みや腫れも落ち着いています。

 

3. 感染根管治療

 ドナー歯が根未完成破の場合は根が完成するまで、経過を観察します。

 根完成歯では歯髄が壊死するので、感染根管治療をする必要があります。

 動揺が落ち着く2,3週間後に開始します。

 基本的に感染はほとんどないので、素早く根管充填まで行います。

 

4. 支台築造、最終補綴治療 

 普通の失活歯と同じように支台築造を行い、仮歯を作ります。

 歯質が少ないときはファイバーコアを適応することもあります。

 機能させて問題ないかを仮歯でチェックします。

4. 支台築造、最終補綴治療の続き

 仮歯で経過が良好であれば、印象採得に入ります。

 最終補綴物を装着したら、治療は終わります。

 レントゲンで骨の状態や補綴物の適合を確認します。

 移植した歯は内部吸収や外部吸収のリスクがあります。

 定期検診にて、チェックする必要があります。

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<自家歯牙移植治療の症例>

1.下顎両側第2大臼歯に親知らずの自家歯牙移植を行った症例

(初診の状態)

 主訴は右下第2大臼歯の咬合痛でした。

 人工物を外し、根管内を確認すると大きな破折線を認めました。

 また、左下第2大臼歯は長期間放置のため、骨縁下までむし歯が及んでいました。

 2本とも延命治療は行えたとしても、長期的には予後不良と診断しました。

(治療の経過)

 下顎両側第2大臼歯は抜歯をしました。

 抜歯と同時に抜歯窩にそれぞれ親知らずを自家歯牙移植しました。

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 親知らずは下顎第3大臼歯が最も大きさが一致したため、使用しました。

 通法どおり、移植後3週間で感染根管治療を行い、

 1か月仮歯で機能させ、問題ないことを確認してから、最終補綴を行いました。

 右側第2小臼歯部の欠損は移植では大きさが合わなかったため、

 インプラントにて欠損治療を行っています。

(治療後の状態)

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 欠損はなくなり、安定した噛み合わせを獲得できました。

 元々、むし歯リスクが高いので、むし歯再発を予防するメインテナンスが必要です。

 

2.左側下顎第1,2大臼歯に親知らずの自家歯牙移植を行った症例

(初診の状態)

 全顎的に多数のむし歯がある患者さんでした。

 大臼歯が3本残根、前歯にも残根がありました。

 移植に使える親知らずが2本あったので、自家歯牙移植を行いました。

 他の欠損はインプラントで治療する計画としました。

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(治療の経過)

 左側下顎第1,2大臼歯の2本は重度のむし歯にて予後不良のため、抜歯しました。

 それと同時に下顎両側親知らずを

 自家歯牙移植しました。

 移植後は対合歯と干渉しないように

 噛み合わせを調整します。

 所定の深さまで達しているか

 レントゲンで確認します。

 その後は症例1同様、通法どおり、処置を行いました。

 

(治療後)

 自家歯牙移植で補えなかった欠損部位はインプラントになっています。

 自家歯牙移植は条件が整えば、保険診療で行えるので、

 非常に経済的に良好な治療が受けられます。

 

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